立花ハジメがプラスチックス解散後、アルファレコード内YENレーベルからリリースしたアルバム『H』とアルバム『Hm』が、4月16日にアナログLPとCDで再発売される。
1月に初のオールタイムベスト・アルバム『hajimeht』をリリースし、その発売記念ライブを大阪と東京で行って大盛況のうちに終えた立花。今回再発される『H』は、YENレーベルの第1号作品の1つとして1982年5月に発表されたソロデビュー作で、プロデュースを高橋幸宏が手がけている。プラスチックス時代とは打って変わり、本作は全編インスト。前衛ジャズ、ノーウェーブ、現代音楽などから受けた影響を、自身のサックス演奏を含む生楽器中心のアンサンブルに落とし込んだユニークな音楽性が当時のファンを驚かせた。一方の『Hm』は、YENレーベルより1983年4月に発表された立花のソロ2作目。プロデュースは前作に続いて高橋が担当し、前作の延長線上にありつつも、サックスのアンサンブルをより突き詰めた内容となっている。また坂本龍一や冨田勲のカバーが収録されているのも特筆すべきポイントだ。この2作はリマスタリングは、『hajimeht』のマスタリングを手がけた砂原良徳が担当。またLPは初のカラーレコード仕様で、『H』にはホワイト、『Hm』にはレッドの盤が採用された。
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