大貫妙子と坂本龍一によるコラボレーション・アルバム『UTAU』が初めてアナログ化され、7月3日にリリースされた。
本作は2010年11月にCDリリースされた、大貫と坂本の共作アルバム。当時の新曲「a life」をはじめ、奥田民生が作詞を手がけた「鉄道員」や、童謡「赤とんぼ」のカバーなど、歌とピアノだけで構成された全11曲が収録されている。またCD2枚組形態の「フルアートワークCD」には全9曲のインストゥルメンタル・ナンバーを収めたDISC
2が付属しており、アナログ盤にも「フルアートワークCD」と同様の計20曲が収録される。
また2010年11、12月に行われた『UTAU』リリース・ツアーより、東京国際フォーラム・ホールC公演の模様を収めた映像作品「UTAU LIVE IN TOKYO 2010 A PROJECT OF TAEKO ONUKI &
RYUICHI SAKAMOTO」がBlu-rayで同時リリース。このライブ映像は2011年11月にDVDで発売されたが、Blu-ray化されるのはこれが初となる。
これら2作品のリリースを記念し、「UTAU LIVE IN TOKYO 2010」の上映会が7月5日から25日まで東京・109シネマズプレミアム新宿で行われ、15日には大貫が登壇するトーク・イベントも開催される。イベントでは『UTAU』のレコーディングに取材で立ち会っていたという、音楽制作の専門誌「サウンド&レコーディング・マガジン」の元編集長・國崎晋が進行役を務め、当時の制作秘話が語られるほか、『UTAU』アナログ盤の一部試聴も予定されている。
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