山口富士夫が1983年に行ったライブより未発表音源を収めた2枚組ライブCD『REAL LIVE
1983』が5月15日にリリースされる。
1974年に発表された1stソロアルバム『ひまつぶし』から9年ぶりの作品となる4曲入り20cm
EP「RIDE ON!」のリリースに合わせて行われた83年のライブはファンの間でも特に評価が高く、2023年に発売された『SHIBUYA YANEURA 1983』は現在も好セールスを記録している。本作は、この時期の音源をもっと聴きたいという多くの要望に応え、選りすぐりのベストパフォーマンスを収録。Disc-1には1983年4月30日に横浜シェルガーデンにて行われたライブの音源が収められる。この日の演奏には、“ウィーピング・ハープ・セノオ”の愛称で知られる日本を代表するブルースハープの名手、妹尾隆一郎が飛び入りでゲスト参加。ブルースのスタンダード「Let The Good Times
Roll」「Stormy Monday」では、妹尾がハープのみならずボーカルも披露指定る。両者が共演したのはこの日のみとなり、まさに一夜限りの貴重なライブが収録されている。Disc-2には同年5月に行われた原宿クロコダイルでのライブから7曲、12月の法政大学でのライブから4曲を収録。クロコダイルの音源では演奏、音質ともにこの時期のベストとも言える名演を聴くことができる。法政大学で演奏されたThe
Beatlesのカバー「Dear Prudence」とThe Temptationsのカバー「My
Girl」は山口のソロ・アルバム『RIDE ON』が2014年にリイシューされた際に初回限定特典のCD-Rに収められたもので、特に「My Girl」は当時、山口をはじめバンド・メンバーのお気に入りだったテイクだという。本作には同公演より新たにベスト・テイク2曲を収録。リマスタリングは中村宗一郎(PEACE MUSIC)が手がけた。初回限定盤には、未公開フォトを使用したポストカード3枚セットが特典として付属する。
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