辛島美登里がデビュー35周年を飾るニュー・アルバムをリリース

辛島美登里が、10年ぶり通算16枚目となるオリジナル・アルバム『Coral』を36日にリリースした。

デビュー35周年を飾る本作は自身の作詞・作曲による楽曲に加えて槇原敬之の提供曲「Favorite Phrase」や、デビュー時以来の盟友である永井真理子とのデュエット曲「Keep On Keeping On」と「シロツメクサ」の2曲を収録。さらにボーナス・トラックとして、デビューシングル「時間旅行」(1989625日発売)のカップリング曲「最後の手紙」を初めてピアノ弾き語りのスタジオ・ライブ・ヴァージョンでセルフ・カバー。サウンド・プロデューサーには長らくの盟友でもあり、多くの作品のヒット・メーカーとして知られる十川ともじを迎え、エンジニアは、2023年第65回グラミー賞の最優秀グローバル・ミュージック・アルバムを受賞したMasa TakumiSakura」のエンジニアとして一躍時の人となった小寺秀樹を起用。さらにアートワークとカメラマンはデビュー時期の殆どの辛島の作品を手掛けていた田島照久が手がけている。また、ゲストに永井真理子を迎えたツアー“辛島美登里35thConcertTour2024 Coral 35〜”も開催。愛知、兵庫、そして東京の3カ所をまわる。

さらに、4月24日には2014年にリリースされた25周年記念アルバム『colorful』のアナログ盤をリリース。全11曲収録だったオリジナルCDから8曲をセレクトし、アナログ用に曲順を変更。新たな味わいを感じさせる仕上がりとなっている。

3月9日にリリースされる「Gentle music magazinevol.76では、最新作の制作を振り返った辛島のロング・インタビューを紹介する。