Coccoが約2年ぶりのニュー・アルバムをリリース

Coccoが通算13枚目のオリジナル・アルバム『ビアトリス』を214日にリリースする。

昨年6月に配信リリースされた楽曲「ファンタジー」がテレビ東京系「WBS(ワールドビジネスサテライト)」のエンディングテーマとして放送され、「黒TSUBAKI」のCMでは代表曲「強く儚い者たち」がMaika Loubtéにカバーされるなど、話題になる機会の多かったCocco。彼女にとって約111カ月ぶりとなるニュー・アルバムのタイトル『ビアトリス』は、もともとCoccoお手製のマーメイド人形に付けられた名前で、「ファンタジー」のミュージック・ビデオではCoccoがそのビアトリスに扮している。

アルバムには「ファンタジー」「お望み通り」「クジラのステージ」を含む全13曲を収録。サウンド・プロデュースにはデビュー当時からの盟友である根岸孝旨のほか、これまでもサポート・ミュージシャンとしてCoccoを支えてきた渡辺シュンスケが初めて参加。全13曲の収録曲のうち根岸が8曲を、渡辺が5曲を手がけている。初回限定盤Aと初回限定盤BにはBlu-rayが付属。Blu-rayには20223月発表のデビュー25周年記念アルバム『プロム』を携えて行われた全国ツアーから、同年6月のTOKYO DOME CITY HALLでのファイナル公演の模様を収めたライブ映像が収録される。この映像はもともと映像作品化される予定がなく、記録用に撮影された素材を使ってまとめられたものだ。Blu-rayにはさらに「お望み通り」「クジラのステージ」「ファンタジー」のMVも収められる。初回限定盤AにはさらにA4サイズ36ページのフォトブック「Cocco Costume Book - Sound Effect -」が付属。このフォトブックにはコスチューム・デザイナー、前嶋章吾が2016年以降に制作した200着以上の衣装から、選りすぐりの数着をCoccoが着用した写真が掲載される。撮影はデビュー時より彼女を撮り続けているフォトグラファーのnanacoが担当した。