高橋幸宏の80年代前半作品にスポットを当てる企画の第4弾は4枚組ボックス

1972年のサディスティック・ミカ・バンド参加から数えて音楽活動50周年を迎える高橋幸宏の1980年代前半ソロワークに光を当てるリイシュー・シリーズ “ユキヒロ×幸宏 EARLY 80s”。その第4弾は、初商品化音源を含むライブ・アルバムと映像を収録したライブBOXセット「IT’S GONNA WORK OUTLIVE 82-84〜」。914日にリリースされる。

本作のDisc 12にはソロ4枚目のアルバム『WHAT, ME WORRY?』のリリースに合わせ行われた初の全国ソロツアー“YUKIHIRO TAKAHASHI 1982 WHAT, ME WORRY?”1982726日新宿厚生年金会館で行われたライブ音源を収録。このライブは細野晴臣、土屋昌巳、立花ハジメ、そして高橋幸宏をドラムの師と仰ぐスティーヴ・ジャンセン(JAPAN)という豪華なツアー・メンバーに加えて、坂本龍一、鈴木慶一、加藤和彦もゲストとして参加。この時の音源は90年代に「YEN BOX」で部分的に公開されているが、高橋幸宏のソロキャリア最初の絶頂期を捉えた記録として、熱心なファンの間では長らく待望されていたもの。50年の活動の中でも重要なもののひとつとなったこのライブの音源が、本人監修の下、エンジニアの飯尾芳史がマルチテープから新たにミックスを行い、そして砂原良徳のマスタリングという形で初の商品化となる。

Disc 3には1983年のライブ・アルバム「tIME and pLACE」の最新デジタルリマスター版、Disc 4には82年のライブ映像作品「BOYS WILL BE BOYS」と、83年の映像作品「新青年」からセレクトしたライブ映像のHDリマスター版を収録し、高橋幸宏の80年代前半のライブを存分に味わえるライブBOXとなっている。

また、918日には高橋幸宏50周年記念ライヴ “LOVE TOGETHER 愛こそすべて” が東京・NHKホールで開催される。