高橋幸宏のリイシュー・シリーズ第2弾として2タイトルを同時リリース

高橋幸宏1980年代前半のソロ・ワークに光を当てるリイシュー・シリーズ「ユキヒロ×幸宏 EARLY 80s」。その第2弾として、アルバム『WHAT, ME WORRY?』『薔薇色の明日』が39日にCDLPで同時リリースされた。

WHAT, ME WORRY?』は、高橋が細野晴臣と立ち上げたYENレーベルから初めてリリースされた4thソロアルバム。細野、坂本龍一、大村憲司、佐藤博らの日本勢に加え、ビル・ネルソン(ex. Be-Bop Deluxe)、ザイン・グリフ、トニー・マンスフィールド(New Musik)といった海外ゲストを迎えて制作された。CD盤には、ボーナス・トラックとして高橋のソロ・アルバム『ボク、大丈夫?』から「二人の陰に」「使いすてハート」「白銀は招くよ」の3曲を収録。また1982年リリースのオリジナル盤はジャケットの文字が赤と青の2種類だったが、今回の再発ではCD盤が赤、アナログ盤が青となる。

一方『薔薇色の明日』は、1983年にリリースされた5thソロアルバム。ビル・ネルソン、ピエール・バルーといった海外ゲストが参加しているが、全曲日本録音、約半数の曲が日本語歌唱で、高橋のボーカリストとしての存在感を強く打ち出した1枚となった。CD盤には、ボーナス・トラックとして「ARE YOU RECEIVING ME? (Single Version)」「AND I BELIEVE IN YOU」「ANOTHER DOOR」の3曲を収録している。