森山直太朗がデビュー20周年記念作をリリースして全国ツアーへ

森山直太朗のデビュー20周年を記念したオリジナル・アルバム『素晴らしい世界』が316日にリリースされる。

200210月にミニアルバム「乾いた唄は魚の餌にちょうどいい」でデビューし、精力的な音楽活動を続けてきた森山だが、コロナ禍ではライブの延期や中止を余儀なくされ、昨年には自身も新型コロナウイルスに罹患した。そんな経験を経て発表される今作のテーマは「光と影」。リード曲「素晴らしい世界」「愛してるって言ってみな」には、彼が病を経てあらためて感じた命あることの喜びや感謝などが詰め込まれている。そのほか今作には新曲や直近2年間で発表されたドラマや映画のタイアップ曲、代表曲「さくら」の再録バージョン、提供曲「花」のセルフカバーなど全12曲を収録。CDのみの通常盤、詩集付きの初回限定盤、詩集とDVD付きのファンクラブ限定盤という3形態が用意され、初回限定盤とファンクラブ限定盤のCDにはボーナス・トラックとして未CD化音源、詩集には森山がこれまで発表してきた全205曲から100曲の詩が収められる。DVDには2020年のファンクラブツアーより生配信で行われたファイナル公演を完全収録。通常盤の初回プレス分および初回限定盤は、環境に配慮した紙ジャケット仕様となる。

また、“全国100本ツアー”を65日から開催。このツアーは森山が原点回帰の意味を込め、メジャー・デビュー前にストリートライブを行っていた思い出の地である東京・吉祥寺のライブハウスMANDALAからスタートする。森山がMANDALAでライブを行うのはインディーズ時代以来となり、今ツアーの中でもっとも収容人数が少ない公演となる。