忌野清志郎『KING』デラックス・エディションが2形態でリリース

忌野清志郎のデビュー50周年を記念し、彼が2003年にリリースしたアルバム『KING』が、デラックス・エディションとして1124日に発売される。

KING』は1992年から2002年までの10年間、さまざまなユニットで音楽的実験を繰り返してきた清志郎が、新しいサウンドへ舵を切った作品。ギタリストの三宅伸治をコ・プロデューサーに迎えて制作された。

デラックス・エディションは通常盤と限定盤の2形態で発売。通常盤はCD2枚とDVD1枚の計3枚組で、CD-DISC1には最新のリマスターを施した『KING』の音源に加え、清志郎のプライベート・スタジオ「ロックン・ロール研究所」のハードディスクより発見された未発表楽曲も収録。CD-DISC2には『KING』発売直前のNHK-FMでのスタジオライブ音源が収められる。

限定盤のディスクはCD3枚、DVD1枚、LP2枚の計6枚組。CD-DISC1は通常盤と共通で、DISC23には『KING』発売直前に日比谷野音で行われたライブの音源を収録。LP180g重量盤で、CDDISC1と同様の収録内容となっている。さらに限定盤にはジャケット撮影を担当した写真家・佐内正史による全44ページの写真集と、ライブを撮影した写真家・西村彩子による日比谷野音公演の写真プリントも同梱される。またDVDには両形態ともに日比谷野音公演のダイジェスト映像を収録。これはオリジナル盤に付属していたDVDと同内容となる。