さだまさしが約2年ぶりのアルバムをリリース

さだまさしが96日にニュー・アルバム『惠百福 たくさんのしあわせ』をリリースする。

さだがアルバムを発表するのは20157月に発売された『風の軌跡』以来で、グレープ時代から数えて44枚目のオリジナル・アルバムとなる。タイトルの『惠百福』は、たくさんの幸せを表す「百福」に「惠」を付け加えたさだの造語だ。

さだは6月までに本作のレコーディングを終える予定だったが、5月末に急性咽頭炎を発症し、開催中のツアーも6月上旬の4公演が延期となってしまった。6月半ばにはツアーも再開し、万全とは言えない体調ながら並行してレコーディングを続行。7月後半にようやく全曲のレコーディングを終えた。完成が遅れたことにより発売延期も検討されたが、さだは歌える“しあわせ”をいち早く届けるべく、96日にアルバムを発売すると決定。ジャケットのイラストは、彼の中学時代からの親友であるイラストレーター・おぐらひろかずが描き下ろした。アルバムにはさだがファンクラブ名誉会長を務める東京ヤクルトスワローズの応援歌「つばめよつばめ」や、さだが個人で持つ長崎の無人島・詩島を舞台にした「詩島唄」など10曲が収録されている。