2016.7.20.GOING UNDER GROUND@新代田FEVER

2016年初めてのワンマンである。    

8月にリリースされるニュー・アルバムからも何曲か披露された。が、個人的にはアタマの3曲、「the band」「グラフティー」、そして「凛」でとりあえず納得してしまった。演奏の部分では、ちょっとガタガタしたところが幾分あったし、松本素生のボーカルも十分とは言えない場面があった。それでも、全体を通して、真っ直ぐなエネルギーにあふれていたし、もちろんつまらない曲は1曲もない。アンコールの1曲目に披露した生ギターのストロークで始まるアーシーな新曲も印象的だった。そして、このバンドを見続けることの醍醐味は例えば♪おおげさに広がる未来/所在なく笑った後で/僕は今日 大人になる/そんな夜を忘れないで/心にいつでも星を/雨が止んで霧が晴れて/かすかな光がさす♪という歌詞を僕らもまた実感として味わいながら時を重ねられることだ。ニュー・アルバムが大いに楽しみである。