2016.4.1.GRAPEVINE@赤坂BLITZ

アルバム『BABEL,BABEL』を携えてのツアー、その初日である。

全体の印象としては、アンチ・ドラマチック志向がいよいよ進んでいるということ、それでも根本的にはロマンチックな音楽だから、胸にキューッとくる感じがじんわり忍び寄ってくるように感じられることは憶えておこう。特に、新作の曲でアッパー系の曲が音源よりもテンポが遅く演奏されたのは印象的だった。曲の終わり方も、いくつかの曲では敢えてオーディエンスの気持ちを宙づりにすることを狙っているようなアレンジだった。

もっとも、その仕掛けがすべてつつがなく執り行われたというわけでもなくて、そのあたりはやはり初日っぽいと言うべきか。逆に言えば、今日のアレンジを隅から隅まで隙なくやられたらどんな気持ちになるんだろう?と思う。

というわけで、ツアー・ファイナルへの期待はやはり高まってしまう初日のステージだった。