シンガーソングライター松尾清憲のソロ・デビュー30周年を記念したプロジェクトが始動。10月21日より3カ月連続で3作品がリリースされる。
“松尾清憲30周年記念プロジェクト”の第1弾としてリリースされるのは、1985年4月発売の1stアルバム『SIDE EFFECTS(恋の副作用)』のアニバーサリーエディション。人気曲「愛しのロージー」のライブテイクや歌詞の異なる“アーリー・ヴァージョン”、「マイ・センチメンタル・ガール」「裸足のマリア」の貴重なデモ音源など6曲がボーナストラックとして追加される。
続いて11月18日に発売を予定されている『This Tiny World』は、松尾がソロ・デビュー30周年を記念して世に放つ約4年ぶりのニュー・アルバム。鈴木慶一、倉本美津留、サエキけんぞう、高浪慶太郎、多屋澄礼らが作詞で参加しているほか、星野みちるもゲストとしてアルバムに華を添える。
そして12月16日発売のCD付きブック「ニュー・ベスト・オブ・松尾清憲」は、松尾のデビューから現在までを追った最新インタビューに加え、ゆかりのアーティストとの対談やエッセイ、松尾が自身のポップエッセンスのルーツとなった名盤100枚を解説する「KIYONORI MATSUO BEST100」などを読める盛りだくさんの内容。デザインはこれまで松尾作品のアートワークを手がけてきた秋田和徳が、表紙およびイラストはアナログ7inch専門レーベル「雷音レコード」を主宰するイラストレーター・本秀康が担当した。CDはこれまでの作品から選りすぐられた楽曲をコンパイルしたもので、甲斐バンドが歌った「レイニー・ドライブ」と、雷音レコードよりアナログ盤でのみリリースされた大滝詠一のカバー「ブルー・ヴァレンタイン・デイ」もボーナストラックとして収められる。