ソウル・フラワー・ユニオンの新作は、彼ららしい生命力に溢れた10曲入り  2011.12.21

ソウル・フラワー・ユニオンがミニアルバム「キセキの渚」を12月21日にリリースした。

6月には、ボーカル・中川敬がソロ・アルバム『街道筋の着地しないブルース』をリリースしたが、バンドとして1年ぶりの新作だ。「ソウル・フラワー・みちのく旅団」として東日本大震災の被災地で出前ライブも行うのと並行して制作された今作には、ソウル・フラワー・ユニオン流に「再生」を歌い上げるロックンロール「キセキの渚」「ホモサピエンスはつらいよ」や、内田直之(LITTLE TEMPO、Flying Rhythms)による「ダンスは機会均等」のダブミックス、被災地出前ライブで重要なレパートリーだった宮城民謡「斎太郎節」、遠洋漁業の聖歌とも言われる港町の定番宴会ソング「おいらの船は300とん」のカバー、中川敬のソロ・アルバムにも収録された「いちばんぼし」の奥野真哉参加バージョン、 ニューエスト・モデルのナンバー「雑種天国」をカバーしたライブ音源など10曲を収録。被災地での出会いや活動も反映させながら、彼ららしい熱い生命力に溢れた1枚に仕上がっている。

                         

「キセキの渚」

 

XBCD-1037

2,000

 

発売中

BM tunes