あがた森魚が、ファン待望作を相次いでリリース 2011.2.16

3年ぶりのニュー・アルバム『俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け』を2月14日にリリースしたあがた森魚が、ファンの間で幻の作品とされていたうた絵本「赤色エレジー」の復刻版を2月23日にリリースする。

アルバム『俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け』は、久保田真琴がプロデュースした『タルホロジー』以降の成果をまとめたセルフ・プロデュース作品。ムーンライダーズの武川雅寛や白井良明、さらには光永巌、イトケン(d.v.d)、池永正二(あらかじめ決められた恋人たちへ)、劔樹人(あらかじめ決められた恋人たちへ、神聖かまってちゃんマネージャー)といったメンバーが演奏を担当。

サウンド・デザインに池永正二を起用し、俳優の大森南朋や津田寛治のナレーションを収録した7分を超える大作「霧のブロッケン(山猫バッヂ象嵌鉄道~羊の蹄足掻け~まっしゅぽてと踊ろ)」をはじめ、映画「あがた森魚ややデラックス」主題歌の「るるもっぺべいぶるう」、8ミリショートムービー「星とプロペラ」のテーマ曲「山猫バッヂ象嵌鉄道」、そして映画「きゅぽらぱあぷるへいず」のテーマ曲「いつか日曜日がきたら」など、音源化を求める声が高かった楽曲たちが収められている。

小倉エージによるライナーノーツなどが収められた40ページのブックレットが付いた豪華装丁も話題だ。

 

一方、「『赤色エレジー』うた絵本」は72年のメジャー・デビュー前に自主制作で発表された作品で、シングルに林静一の描き下ろし絵本がセットになっており、収録曲は代表曲「赤色エレジー」と、その後「清怨夜曲」と曲名を変え歌い続けられている「清怨夜樂」の2曲。復刻盤では、この2曲を収録したCDと、装丁を同じサイズで厳密に再現した絵本をパッケージしてリリースされる。

 

『俺の知らない内田裕也は俺の知ってる宇宙の夕焼け』

 

QPHZ-001

2,940円

 

発売中

Qpora Purple Hz

 

 

                          

 

うた絵本「赤色エレジー」

復刻版


FJSP-117

3,500

 

223日発売

SUPER FUJI DISCS